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2025年04月10日

英語版はこちら/English Translation

 

WOW!WAKAYAMA! 未来へつなぐ、おどろきの国(2025年4月30日〜5月3日)

和歌山県海南市の家庭用品メーカー サンベルム

和歌山県海南市は、海と山に囲まれた町です。 海に近い「黒江」地区は、漆器の産地として日本全国に知られてきました。

野上谷と呼ばれる山側は棕櫚という植物を使った箒や縄、タワシの生産が盛んで、

それらが総じて「家庭用品の町」と呼ばれるようになりました。

野上谷周辺で取れる棕櫚(しゅろ)は、油分を多く含む繊維が特徴の植物です。

水に強いことから、海の養殖に使う縄や水回りで使うタワシ等に加工されてきました。

 

家庭用品や漆器に携わる人が多く、海南の街は大いに賑わい発展してきました。

 

今なお受け継がれる手仕事の技

 

棕櫚の箒は、全ての工程が手作業で行われます。 職人の数は減ったものの、今でもその技術を受け継いで製造を行っています。

紀州漆器は塗りの技術が特徴とされます。その技術は漆器以外の雑貨にも転用され、新たな価値を創造します。

職人の手仕事による道具は、一つとして同じものはありません。

 

 

手仕事から機械化へ

 

日本全国で小売チェーンの台頭により、より多くの商品を求められるようになりました。

手作業だけだった家庭用品作りは、機械の導入により品質を安定させながら大量に作れるようになり、

全国の小売店に海南で作った製品が並ぶようになりました。

機械化でコストを下げつつ、新たな商品価値を作り出すためにデザインや機能を追求した商品作りをするようになりました。

ただの清掃道具から、家事に必要とされる道具を目指した商品開発をするように変化しました。

 

新しい技術との融合

 

 

掃除道具として誕生したタワシは、この先の未来にも必要とされるよう、新たな進化を遂げています。

そのためには新しい技術、新しい素材が不可欠です。

和歌山には、世界で初めて無縫製の編み物を作れる機械を発明した会社があります。その無縫製編みの技術を使うことで、

特殊な形状の手袋を作ることができるのです。

和歌山の会社技術に特殊な繊維を組み合わせることで、水だけで汚れを落とせる特殊なタワシを作ることができました。


一般的に、丸くなる繊維の断面を三角形にすることで、繊維のエッジが汚れを落とす効果を生み出します。

洗剤を使わずに汚れを落とすことができるので、洗剤の使用量を減らしたり、洗剤が使用できない物を洗うのに最適です。

私たちサンベルムは、古いものと新しいものを繋ぐことにより、未来を創るモノづくりに繋がっていくと信じています。

新しい価値の創造は、私たちの永遠のミッションなのです。

 

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