タオルの産地で有名な泉州地方で作った日本製のふきんです。
泉州タオルの特徴はなんといっても「後晒し」工程にあります。
生地を作るときに糸切れを防ぐためにノリで固めて生産していきます。
このノリを完全に落とさないと吸水性が悪かったり風合いが硬くなってしまいます。
泉州地方では製品を縫製する前に完全にノリを落とす「後晒し」を行います。
だから袋から出してすぐに気持ち良く水を吸ってくれるのです。
吸水性の良い生地に純銀でできた抗菌の糸「ミューファン®」を入れました。
純銀の粉末を真空蒸着という技術でフィルムで挟み込み、
それを糸状にしたのがミューファン®です。
この真空蒸着は京都山城地方が日本の一大生産地となっており、
昔から西陣織に使われる金銀の加飾糸の歴史につながります。
ミューファン®の純銀から放出される銀イオン(Ag+)が細菌の繁殖を抑え、
嫌な匂いの発生を抑えることができます。
「ふきんをちゃんと洗っているのに何か臭う」
その匂い、じつは菌の繁殖が原因だったんですよ。
現在、日本には抗菌効果がある布製品はたくさんあります。
でもその中には「洗濯」や「高温」、「薬剤」で効果がなくなってしまうものがあります。
ミューファン®は抗菌剤ではなく銀そのものを糸にしているので、
「塩素漂白」「煮沸消毒」でも効果が無くならず、より清潔に使えます。
何気なく使っていても特にその効果に気づきませんが、
それが「ちゃんと機能している」という証拠です。
みなさんが気づかないところで一生懸命このふきんは仕事をしてくれます!